2017年8月15日火曜日

秋の催しのご案内

異常気象が常態となり
多くの災害には心痛められます
皆様のご健勝をお祈り申し上げます

この秋の催しをご案内申し上げます。遠方のものもございますが、ご旅行を兼ね、日本の美しさに思いをはせていただけましたらと存じます。

十月八日(日)井上内親王生誕千三百年祭
  新作能「斎王」         於 奈良県五條市・御霊神社本宮
  http://ow.ly/cFQx30eqbk7

十月十一日(水)近世能装束の世界「用の美」
  特別公演「装束付」と「羽衣」 於 愛知県田原市・華山会館
  http://ow.ly/qnFZ30eqbs2

十月十二日(木)第八回翡翠能楽らいぶ「いにしえ人の息づかい」                於 箱根翡翠
  http://ow.ly/nyHS30eqbxE

十一月十二日(日)観世九皐会十一月例会
  能「熊坂 替之型」                       於 矢来能楽堂
  http://ow.ly/9PIs30eqbBs

先日縄文関係の本数冊とたて続けに出会い、縄文について色々考えています。スリ足の起源は益々縄文の語り部たちにあるように思えてきました。そして現代の私たちは生活や経済と宗教や芸能を別々のものと考えていますが、縄文人にその区別はなく、全ての人が神に仕えて命を育んでいたのだと感じています。狩りも土器や土偶の製作も祭りも、家もお墓も皆一つだったようです。

そしてそんな縄文の人々の世界を今に届けているのが、芸能民たちによって形作られ、武士によって完成された能だと言うことを面白く感じます。その道に導かれて今ある自分を再確認しています。

平成二十九年八月吉日
中所宜夫


お申込み・お問合せは、各チラシの記載先へお願い致します

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