2015年5月15日金曜日

紐育三日目「下駄!」

ツイッター、フェイスブックで書いていますが、紐育に来ています。
随時投稿していますが、偶々昨日の昼間はWi-Fiの調子が悪く、投稿しようとして出来なかったので、Textwell に書いておきました。
書き始めたら取り留めなくなり、クロイスターズの素晴らしさを書こうと思いながら、下駄の話題になってしまったので、取り敢えずこれをアップします。

写真は地下鉄を降りてからクロイスターズに向かう途中の道。この公園もなかなかに素敵でした。



五月十四日紐育三日目。クロイスターズ美術館に来ました。
昨日はメトロポリタン美術館の本館にいったのですが、当初から此方の別館を是非と人に勧められていて、今日が本命です。
宿泊の宿から本館へは歩いても行ける距離で、昨日は時差ボケもあって朝早く目覚めた為早くに出て歩きました。セントラルパークに着いてからは公園の中を彼方此方蛇行して、それでも一時間はかかりませんでした。午後三時からの稽古に備えて、昼過ぎまでの駆け足拝観でしたので、あまり確かな事は言えませんが、本館は玉石混交、浅いとは言いませんが兎に角広い。主にギリシャ、エジプト、東洋(中国・韓国・日本)と見ましたが、途中に通り抜けたアフリカの展示が面白く、エジプトは以前の大英博物館での感動に及ばず、ギリシャには仮面土偶とそっくりの人形があって少し面白かったけれど、中国の展示では何かの企画で、音楽を流したり、デザインドレスを着せた人形を展示品と並べたりして、どう言う意図があるのか測りかねるものでした。
帰りには地下鉄を初めて体験して、宿に帰りましたが、チケットの買い方が分からず、近くにいた方に教えてもらいました。
今日の別館は、少し遠い。宿から地下鉄を乗り継いで一時間程。でも課題を解決する順番としては、家から段々遠くへ行くと言う事で、無理のない選択でした。
此処クロイスターズ美術館は大変素晴らしい。時間をかけてやって来た甲斐がありました。
ところで此処に至るまで、私は何時も通りの着物に羽織袴、下駄履きで行動しています。まぁ色んな視線が飛んで来ますが、気になっていたのは、どうも皆服装よりも足元に目線が行くのですね。今日はこの公園の手前の駅を降りたところで、声をかけられました。足元を指して、快適か?痛くないのか?と聞いて来るので、流石の私にも分かりました。確かに色んな国の人がいて、私程変わった格好は少なくても、それには余り驚かない、けれど下駄は確かに日本でも履いて歩く人は殆どいませんから、目を引く(耳に障る?)のでしょうね。
序でに下駄について言えば、確かに凸凹の固い道を歩く時は、かなり気を使います。先日伊勢神宮に参拝した時には砂利道に苦労しました。しかし舗装の行き届いたところでは、雪駄や草履よりもうんと楽に歩けます。まぁ慣れが必要ですが。
運動工学の事はわかりませんが、靴での歩きは蹴り足が基本となる様に思います。下駄は倒れながら足を前に送って行きます。雪駄で蹴って歩くと固い地面に足裏が直ぐ痛くなってしまいます。蹴らずに歩けば良いのですが、その身体の使い方が下駄の方が楽なのですね。

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