この月を跨ぐ再来週末の催しです。
この作品がどんなものかお話するのはとても難しいのですが、一昨年にくにたち芸術小ホールの企画公演として初演してから、相馬市、豊橋市と舞台を重ね、その度毎に高い評価を頂戴しました。
今回もくにたち芸術小ホールの企画による再演です。これは一昨年の舞台を評価して下さっての事と思います。そして、今回は再演としてのグレードアップを要求されました。
前回は紋付袴での舞でしたが、今回は面装束を着けての舞台になります。地謡も加わって頂く事になりました。
前半の詩人は、私の顔をそのまま面とする、直面(ひためん)で致しますが、後半の精霊をどんな姿で舞うのか、この部分は石牟礼道子さんの詩「花を奉る」を能の形式に仕立てたのですが、なかなか迷う処です。
今現在、一応の心積りは出来ていますが、さてどんな姿となりますか、どうぞ楽しみにして下さい。