2014年12月1日月曜日

混迷の歳の暮に『光の素足』



12月23日に愛知県日進市で能楽らいぶ『光の素足』を致します。

『光の素足』については検索して頂ければ多くの記事がありますが、以下の二つは詳細に論じて下さっている大変素晴らしい記事です。


この会は日進市の町興しに、文化面からアプローチして行こうと言う、地元のボランティア団体によるもので、手作り感満載の催しです。日進市は名古屋市の東側に隣接し、豊田市へ通じる中間点に位置します。名古屋の衛星都市としての新しい町と、伝統的な行事や地縁を重視しての魅力ある旧い街とが混在しています。私の住むあきる野市とも少し似ています。

その地でご縁を得た方が中心となって、能楽らいぶを是非日進で、とのお話を頂戴しました。

ブログでのご案内が遅くなってしまいましたが、お近くの方は是非お出掛け下さい。

今回の「能楽らいぶ」は、特別に装束と能面を付けます。これは主催の皆様の熱意に応える形で実現しました。

12月23日と言えば既に選挙も終わり、どの様な社会情勢になっているのか想像も出来ませんが、その様な時にこそ、この『光の素足』を観て頂きたいと思います。

吹雪に弟を死なせてしまった兄の苦しみは、「生き残りの罪悪感」を持つ全ての人に共通のものです。宮澤賢治さんの言葉は、その苦しみに寄り添って私たちを勇気付けてくれます。


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